要望書


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大阪南部高速道路事業化促進について

 大阪南部高速道路の促進につきまして、格段のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 大阪南部の当地域は、大阪府で数少ない高速道路の空白地帯であり、阪和・南阪奈・西名阪・京奈和の各自動車専用道路に接続する「大阪南部高速道路」の整備は、当地域と大阪都心部や関西国際空港との接続性の向上だけではなく世界遺産を有する奈良県や和歌山県を含め当地域のもつ歴史・文化財とのネットワークの構築に寄与し、地域全体の経済発展と地域振興、防災対策に多大な効果をもたらすものであります。
 つきましては、この度大阪南部における下記の課題を踏まえ、安全で安心な住民生活と快適で機能的な都市機能を支える道路ネットワークを構築するために、「大阪南部高速道路」の事業化に向けて、特段のご配慮を賜りますようお願い申し上げます。


一、現状の道路ネットワーク
 大阪南部は南北の幹線道路である国道170号(大阪外環状線)に接続する国道309号や国道371号が従前より慢性的な渋滞を引き起こし、府道や市道の生活道路に交通が流れ込んでいる状況である。また大阪南部周辺の高規格道路が構築された地域に、企業が流失する厳しい状況であり、更に地域における人口減少・高齢化に追い打ちをかけている。
  企業誘致を促進する面整備など施策と付帯しながら、道路ネットワークの整備が必要であること。


一、防災・震災対策と道路ネットワーク
 近年、西日本の広範囲にもたらした豪雨や台風の猛烈な風と大雨により、大阪南部の南河内・泉州地域や和歌山県北部の紀北地域、奈良県南部などでは幹線道路や生活道路に多大なる被害をもたらし、住民らは不自由な生活を強いられた。南海トラフ地震などの大規模災害時の発生が高い確率で予想されるなか、更なる整備が必要である。
  人やものの流れが確保できる代替機能を有する道路ネットワークの整備が必要であること。


一、救急医療施設と道路ネットワーク
 南河内圏域内にある唯一の災害拠点病院であり第3次救急医療施設が圏域外へ移転することにより、尊い人命を預かる医療体制に深刻な影響を与えている。
  高速搬送で救急・救助の活動できる道路ネットワークの整備が急務であること。


一、自然・歴史・文化遺産等を生かした観光振興と道路ネットワーク
 大阪南部には、世界遺産へ登録された「百舌鳥・古市古墳群」や中世文化遺産の宝庫である「中世に出逢えるまち」、西国三十三所観音礼場の一つ「葛井寺」、そして日本最古の国道と呼ばれる「竹内街道」など多くの日本遺産を有しており、歴史や文化などの地域資源が極めて豊富である。2025年には大阪万博も開催され、多くの観光客の来阪が予想される中、それぞれを周遊化し、広域的に来訪者を呼び込む施策を図っていきたい。
  大阪南部のみならず奈良県・和歌山県などの世界遺産への繋ぐ更なる広域的な道路ネットワークの整備が必要。


 令和  年  月  日
  大阪南部高速道路事業化促進協議会
    会 長  河内長野市長 島 田  智 明